健康第一の仕事術
16 / 11 / 23高橋晋平です。
僕は自分の仕事の方針を「健康第一」としています。
この言葉は僕の座右の銘でもあり、他人にも良く贈っている言葉です。
僕は、生まれつき体が弱く、20代の頃に一度倒れた経験もあります。その時に、健康第一という言葉を軸に生きていくと決めました。
この言葉が持つ力との本来の意味を、この1年ほどで改めて実感しています。
健康第一の意味は、決して、仕事を楽して体を休めよう、ということではありません。
健康第一を実現することで、仕事のクオリティを最大にするということです。
健康第一を実現するために、僕は4つのことを達成し続けるマネジメントをしています。
1.楽しい仕事を作る
2.人間関係を整える
3.十分なお金を得る
4.健全なストレスを得る
1つずつ説明していきます。
1.楽しい仕事を作る
まず、仕事を楽しくすることに徹底的にこだわります。つらい仕事がある場合は、まずどうやったらその仕事が楽しくなるかを考えます。本当にやるべきではない仕事は排除します。ここにお金や評価、出世という価値軸はありません。没頭する楽しい仕事なら、仕事のクオリティは当然上がります。
2.人間関係を整える
次にその流れで、楽しい仕事を実現するためにもっとも重要な、一緒に仕事をするメンバーを、大好きな人達で固めます。例えば、どんなに条件がよく、新しい分野へのチャレンジになりそうな仕事だとしても、人との相性に不安があれば断ります。これも、仕事のクオリティを最大にするために徹底してこだわります。勤務先では、一緒に仕事をする人を選ぶことは難しいですが、将来を見据えて戦略的に好きな人とのプロジェクトを成立させることに相当な力を注ぎます。合う人と合わない人がいるのは当たり前で、合う人と仕事をするほうが良いに決まっています。
3.十分なお金を得る
そして、好きな人と好きな仕事をした結果の利益にもこだわります。お金の心配をしなくてもよい状況をまず作ることで、余計な雑念を仕事に影響させないようにします。僕の場合は金額交渉さえも雑念になるため、この内容ならこの対価という料金表もすでに決めていて、それ以上に利益率を上げることは考えません。自分のクリエイティブと無関係なのに心が疲労するような投資もしません。
4.健全なストレスを得る
最後に、これが意外と重要なのですが、健全なストレスを自分に与える状況を作ります。仕事をしていると、どうしても不健全なストレスが次々と襲いかかってきます。多くは人間関係、それから理不尽でツライ仕事、お金のこと・・・。これらを排除するのは重要ですが、その結果、何のストレスもない状態になると、新しいことが生まれなくなったり、成長が止まってしまったりすることがあります。それを防ぐために、
・好きな仕事に全身全霊を注ぎ、時には力尽きるくらい頑張る
・好きな人に、叱咤激励や指導をしてもらう
・自分に必要な金額はいくらで、それを稼ぐためにどうするかの戦略をとことん考える
など、自分が元気に努力する方向へ向かえるようなストレスをかけ続けるのです。そのことで自分は成長し続けます。
他にも細かいことはありますが、このようなことを総じて、健康第一と呼んでいます。
健康第一を実践するのは、なぜかとても難しいものです。仕事社会はストレスだらけです。しかし、幸せな仕事をするために、そして幸せな人生を送るために、健康第一という軸で生きてみませんか?
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【月曜日を落ち着いてスタートさせる仕事術】
月曜日が憂鬱だ、と思う方は多いんじゃないかと思います。僕も会社員時代、そんな時期がなんどもありました。
最近、月曜日を落ち着いて迎えるためにあることをしています。
前日の日曜の夜に、ちょっとだけ月曜の仕事に手を付けるのです。
あくまで適当に、アイデアの材料集めをしたり、資料のざっくりの流れだけを作ったり、広めの部屋でスケッチブックに落書きをしてみたり。明日企画を考え始める準備をします。
問題もリストアップして、分解して、いかに不安になる必要がないかを落ち着いて考えます。
そうすると明らかに落ち着いて月曜日が迎えられます。企画書の精度も上がります。
この方法はおそらく否定されることもあって、オンオフのメリハリをつけられない人はダメだという意見もあると思うのですが、僕が大事にする最大のポイントは、いかに自分が気持ちよく楽しく仕事をできるかであり、そのための自分のための型を作ることはとても重要なのです。オンオフのメリハリなんて、100%白黒つける必要はありません。僕は、平日は超集中して駆け抜けるように仕事をしますが、日曜夜にダラダラと仕事をするのが、一番リラックスする休息だと感じています。それで仕事のクオリティが上がるのですから僕の場合はそれでいいのです。
仕事の仕方の「型」に完全な正解はなく、いかに自分の幸せな仕事の型を確立させ、実行するかがポイントです。いろいろな仕事の仕方を試して、自分の型作りに取り組みましょう。