おもちゃ企画開発流・アイデア発想術

18 / 11 / 17

こんにちは。

株式会社ウサギ代表取締役の高橋晋平です。

本業はおもちゃ・ゲームの開発者です。

あわせて、各業界の会社での企画開発プロジェクト参加、セミナーやワークショップ、チームビルディング、新規事業コンテスト審査員と伴走、アイデアの部活運営などを担当しています。

※株式会社ウサギへのお問い合わせフォーム → https://www.secure-cloud.jp/sf/1545232090GAeHlkJK

僕の考え方は、「個人的欲求起点」という考え方を元にした、自分を第一顧客とし、人間がお金を払ってでも満たしたい欲求を発見してそこから事業をスケールしていく方法が主になっています。

僕の専門分野である「おもちゃ」という商品は、多くの場合「不必需品」にカテゴライズされます。

なくても生きていけるものにお金を出して頂くために、その商品を購入した瞬間から、どのような価値を享受できるかを考えていきます。

この記事では、おもちゃ開発式の企画アイデア発想法がどのようなものかを簡単にご紹介します。

 

【商品やサービスの企画の考え方をギュッと全解説】


 ビジネス企画の考え方をギュッと紹介します。あまりそういうことを考えたことがない方は、以下の流れに沿って試しに考えてみて下さい。

1.自分や身近な人が叶えたがっている欲求を1つ挙げます。例えば「足腰を鍛えたい」「英会話を身に付けたい」「部屋を片付けたい」など。当人が「叶うなら喜んでお金を払う」とリアルに思っていることを探します。

2.「1.」で挙げた欲求を叶える商品やサービスのアイデアを、実現可能性は気にせず、必ず売れる値段と共に考えます。例えば「足腰を鍛えたい」を叶えるサービスなら、「自分の好きな芸能人と電話しながらウォーキングできるサービス  月1000円」「座っているだけで足腰の筋力が鍛えられる椅子 15000円」「筋トレを促す招き猫 5000円」などなど。実現性よりも、あったら本当にその金額で買いたいかを真剣に考えます。

3.「2.」で考えたアイデアの価値をあまり変えず、実現可能にする代替方法を考えます。例えば、「好きな芸能人と電話しながらウォーキングするのは無理そうだけど、気の合うウォーキング友達をマッチングして、通話しながらウォーキングを楽しめるサービスはどうか?」など。

4.「3.」で考えた企画アイデアが、「1.」でイメージした当事者以外にも欲しがられるかどうかを、10人に聞いてみて、忖度なしで教えてもらいます。企画案と値段を伝え、相手が聞いてから1秒以内の反応速度や表情をよく見て、どのくらい欲しいと感じているか、本音を読み取ります。


 自社のビジネスを考えるときはどうしても先に「実現性」「収益性」などを考えてしまいまうものですが、最も外してはいけないのは、「喜んでお金を出す人が1人いるかどうか」です。ビジネス企画を考えるのは楽しいです。

 

 

おもちゃのアイデアの考え方、3ステップ】

 「普段どうやっておもちゃのアイデアを考えていますか?」とよく聞かれるので、僕の方法を3ステップでご紹介します。おもちゃを考える機会がない人でも、人を楽しませる企画作りの参考になると思います。

1.視界に入ったあらゆるものをおもちゃにできないか考えます。例えば椅子を見たら、椅子のおもちゃって何? と。2つのモチーフを合体させてもいいです。例えばナスと椅子を見たら、ナスの形の椅子、とか。

2.様々な動詞から、どんな動きの遊びが起きるかを連想します。「投げる」「跳ぶ」「滑る」「引く」「押す」「ひねる」「隠す」「見る」……。人は、自分が動くことを心地よく感じ、他のものが動くことを面白く感じます。動作を起点にして面白い遊びや仕掛けを考えると、普遍的に人を楽しませるおもちゃのアイデアが生まれます。例えば椅子であれば、「走る椅子」「しゃべる椅子」「自分で組み立てる椅子パズル」「変形する椅子」……。ナスの椅子なら、「ナイス!」と言う口癖でしゃべるとか? 常に動詞リストをパソコンで見られるようにしています。

3.使った人の間で起きて欲しい会話を決め、その会話が起きる方法を考えます。例えば、2人で座ったら相手を好きになり、「好きです!」と言ってしまう椅子。それを実現するためには、椅子が2人の相性を計測したり、「思ってること言っちゃいなよ」と促す、とか。

 「モチーフ → モノと人の動き → 会話」の順です。

今回の記事は以上です。

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